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●学校の「健康経営」が、先生と子どもたちを笑顔に (朝日新聞 2020年7月26日付け)

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s-IMG_20200726_0001学校の「健康経営」が先生と子どもたちを笑顔に

 

●健康経営とは何でしようか。

健康経営とは健康への取り組みをコストではなく投資と考える、経営手法です。社員が健康なほど、仕事の質も高くなり、経営も安定し、企業イメージも社会的な評価も高くなります。それは学校も同じです。臨床心理士が従業員の心を支え、コンサルテーション等をするEAP (従業員支援プログラム)も健康経営の一つです。コンサルテーションと「マインドフルネス瞑想」を組み合わせた「マインドフルネス健康経営」プログラムもあります。

 

●毎年、全国で約5,000人の先生が精神疾患で休職しています。
ストレスからメンタル不調になる先生も多いようです。
そうなる前に相談することは可能でしようか。※ 2020年文部科学省HPより

教職員互助会が「メンタルヘルス・ポケットブック」を配布しています。そこには委託を受けた医療・相談機関等が載っています。「ポケットブック」に添付された相談券を使うと3回、自己負担なしで相談できます。教職員版のE A Pです。「ポケットブック」に記載のフリーダイヤルに電話して手続きすると更に5回、県内3か所で臨床心理士との面接相談が継続できます。合計8回。年度をまたげば連続して1 6回、臨床心理士との面談が自己負担なしで可能となります。臨床心理士の方から医療機関をご紹介することもあります。このように、先生方をサポートする制度は調えられつつあります。後はこれを活用するだけです。

 

●相談の予約は、どのようにすれはよいのでしようか。

「とね臨床心理士事務所」でのカウンセリングは完全予約制です。事前に電話(谷0 8 3 4 – 2 2 – 0 2 5 1 )で面接予約をしてください。「とね臨床心理士事務所」のホームページからメールで申し込むことも出来ます。相談することを職場に知らせる必要もありません。来られるときには、公立学校共済組合の健康保険証と「メンタルヘルス・ポケットブック」をお持ちください。相談しようか、どうしようかと迷ったときにも、お気軽にお電話ください。早めの相談は、問題が複雑になるのを防ぎ、解決へ向かいやすくします。

 

●相談したことが職場にわかってしまうことはないのでしようか。

相談の秘密は厳守されます。誰が相談に来ているかも職場には分かりません。この制度が積極的に利用され、学校が元気になれば、子どもたちにも良い教育ができます。学校の健康経営、教職員のE A Pは、先生と子どもたちを笑顔にします。

(2020年7月26日付け 朝日新聞)

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