NPO法人「生活の発見会 広島集談会」で森田理論を学ぶ皆様のから、学習会講師にお招きいただき、学習会を行うことができました。そのときの様子を「生活の発見会 広島集談会」のホームページに掲載していただきました。
広島集談会の皆様、大変にお世話になりました。
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広島集談会 6月の報告(広島集談会HPより)
今年も梅雨の時期になりましたね。体調に気をつけていきましょう。
6月の集談会は先月に引き続き多くの参加者があり、定員18人の小会議室には入りきれず急遽練習室に場所を移し、イスだけの車座になって行われましたが、遠路佐賀集談会から参加されたMさんを含め初回参加の方が4人、計22人の参加でした。
集談会は
①自己紹介および近況報告
②理論学習:刀根先生によるによる講話
③3グループに分かれての体験交流
という流れで行われました。
②の理論学習ですが、先月に引き続き刀根先生が講師として参加してくださり、マインドフルネスの演習も交えながらお話いただきました。
今回の演習は配られたひとつのお菓子を5分間かけて味わうというものです。
たとえばひとつの飴、包装紙を見て感じ、破った感触を感じ、口に入れたときの味わいや時間とともに変化する飴の状態・・・・その一瞬一瞬に意識を向け感じるままに感じていく。
先生も言われていましたが,森田の言う「純な心」「あるがまま」「感じから出発する」と共通することですね。
つい「良い」「悪い」と白黒つけたがる観念的になりがちな私たちの悩みを休める有効な方法だと感じさせられました。
先生が話のはじめに言われたことは、自分の中の健康な部分をもっと働かせましょう、ということです。
神経症に苦しんでいるときも健康的な部分はあるのですが、それに目がいかず生かしきれていません。
健康な部分に目を向け、日常生活をきちっとやっていくことで「努力即幸福」と幸せを感じることができ自らの「生の欲望」を発揮していくことにつながっていく。
また「守破離(しゅはり)」という言葉も紹介していただきました。
これは上達の段階を表し、
まずはじめは「守」:先生から基本(型)をしっかり学び、
次に「破」:先生のやっていないことを自分で工夫してやってみる。
そして最後は「離」:先生から離れ独り立ちし、自分の流派を作る・・・ということです。
物事は一朝一夕には進みません。森田もじっくりと学んでいきたいと思わされました。刀根先生、今回も素晴らしい講話をありがとうございました。
広島集談会HP
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http://hakken-hiroshima.sakura.ne.jp/index.htm
http://hakken-hiroshima.sakura.ne.jp/topic.htm
広島には「平日女性懇談会」もあります。
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https://moritarian7.crayonsite.net/